インデックスファンドとアクティブファンド

平均で良しとするのか平均以上を目指すのか

投資信託には大きく分けて2種類の運用方法があります。インデックスファンドとアクティブファンド(パッシブファンド)です。

インデックスファンドとは、ベンチマークに連動した動きを目指すファンドのことです。

ベンチマークとは、市場平均指数のことです。日本株で運用するインデックスファンドならば、TOPIXとの連動を目指すファンドや日経平均株価との連動を目指すファンドなどがあります。

例えば日経平均株価が30%上昇したら、日経平均株価との連動を目指すインデックスファンドも約30%上昇します。要するに、市場平均を出せればそれで良いという考え方に基づいての運用をしているのです。指数に連動するように銘柄を組み込むだけなので、銘柄選択や投資分析にそれほど時間をかける必要がなく、コストは安くなります。

反対にアクティブファンドとは、ベンチマークを上回る成績を残すことを目標としたファンドです。

例えば、日経平均株価をベンチマークに設定した日本株運用のアクティブファンドは、日経平均株価の成績を超える運用を目指します。日経平均株価が30%上昇したら、その間に40%、50%の成長を目指すのです。逆に日経平均株価が30%下落した局面でファンドの株価をそれ以下に抑える運用を目指します。例えば、日経平均株価が30%下落する中ファンドの株価を20%の下落に留めた場合、それはファンドの基準価格が下落したとはいえ素晴らしい運用をしたことになります。当然、銘柄選択や投資分析には時間を使いますのでコストはインデックスファンドに比べて高くなる傾向があります。

ベンチマークに勝てるアクティブファンドは少ない

ではどちらのファンドを選ぶのが良いのか。結論からいうと、現状ではインデックスファンドを推奨します。

理由としては、実績としてインデックスファンドのほうがアクティブファンドより良い成績を収めているからです。10年以上の長期運用で見た場合、ベンチマークに勝っているアクティブファンドは3割にも満たないといわれています。

では、なぜアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないのでしょうか。

その最大の理由はコストの高さです。例えば、日本株で運用する長期投資向けの優良インデックスファンドの信託報酬は年率0.3%程度です。しかし、アクティブファンドは安くても年率1%以上は取られます。年率で3倍以上の信託報酬は長期運用になればなるほど大きな運用成績の差となって現れてきます。

では、そのコストの高さに見合った運用ができているのか。現実には、多くのファンドマネージャーは市場平均に勝つことすら出来ていないのが現実です。もちろん、市場平均を大きく上回る成績を残す凄腕のファンドマネージャーも中にはいるのでしょうが数は多くはありません。

アクティブファンドがすべて駄目だといっているわけではありませが、現状インデックスファンドに軍配が上がるというのが結論です。



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