ファンドオブファンズとは

いくつかの投資信託を分散して購入するのがファンドオブファンズ

ファンドオブファンズとは、投資信託会社が株式や債券を直接購入せずに、別の投資信託を購入して運用するタイプの投資信託です。

ファンドオブファンズのメリットは、普通の投資信託以上に分散効果が高まることです。

例えば50銘柄の株式に分散投資している投資信託4つを25%ずつ購入するファンドオブファンズは、合計200銘柄の株式に分散投資していることになります。世界全体の株式に投資する場合などは、世界中のマーケットで直接株式を購入して分散投資をするのに大きな手間と時間がかかります。そこで、日本の投資信託、アメリカの投資信託、ヨーロッパの投資信託、新興国の投資信託などというように各国の優良な投資信託を購入することによって分散を行っています。

ファンドオブファンズとは

ファンドオブファンズの注意点

ファンドオブファンズにはいくつかの注意点があります。

まず手数料です。いくつもの投資信託に投資するということは、各投資信託で当然手数料が発生します。これらの手数料を折込み、さらにファンドオブファンズ自体の手数料も発生するので、手数料が2重取りになってしまいます。よって、手数料が割高になってしまうケースがあるのです。

しかし、すべてのファンドオブファンズが手数料が割高かといわれればそうではありません。いくつもの投資信託に分散しながらかなり安い手数料に抑えてある優良な投資信託も存在します。例えば、セゾン投信が運用するセゾンバンガードグローバルバランスファンドは、ファンドオブファンズの形をとっていますが、信託報酬は0.74±0.03%という低コストに抑えられています。

そして、あまり意味のない分散をしているファンドオブファンズにも注意が必要です。

例えば、日本株に投資するファンドオブファンズがあるとして、複数の日本株運用の投資信託を購入してるとします。しかし、似たような日本株運用の投資信託をいくつ組み入れても銘柄がほとんと一緒で意味がなかったりします。

ひどいものになると、資金が集まらなくなってどうしようもなくなった投資信託を集め、それらを無理やり組み込んで新商品としてファンドオブファンズとして売るということもあります。意味もなく分散されていくつもの投資信託が組み込まれている分、手数料にはしっかり上乗せされているのです。

ファンドオブファンズを購入する際は、目論見書などをしっかり確認し、意味のある分散がされているかをチェックすることが大切です。



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