世界分散投資で地域的リスクを回避する

どのような大国であろうともカントリーリスクを抱えている

長期投資を前提とする場合、世界中の企業、国々に分散投資をすることは非常に大切です。

例えば、株式に投資をする場合でも、日本企業の株式だけに投資をすることは一つのカントリーリスクを抱えることになります。大地震で東京が大きな被害を受けるという可能性もゼロではないのです。また、いくら企業がグローバル化をしてきているとはいえ、日本は今後、人口減少によって内需が縮小していくことは事実であり、日本企業全体の業績に影響がないとはいえません。

その他先進各国をみても、どの国も、大小さまざまなリスクは存在します。

アメリカは、シェールガス革命の影響や失業率の低下、個人消費、住宅販売の好調などで景気は回復しており、株価は2015年現在高値圏にあります。しかし、今後、FRBの量的緩和政策の終了、利上げなどで大きく株価が下落する恐れもあります。

EU各国はユーロの信用不安の問題が完全に解決したわけではありません。ドイツ、フランスのような経済力の強い国と、ギリシャのような経済力の弱い国が同一の通貨を使用するということには懐疑的な意見も多く、また信用不安が再燃する可能性もあります。

年々世界での存在感が高まってきている新興国各国はリターンが大きい分、リスクも大きいです。

現在、成長著しい、中国、インド、ブラジル、ロシア、東南アジア各国などへの株式投資は非常に人気があります。しかし、新興国株式は値動きが激しく、今後経済成長に伴って株価が大きく値上がりする可能性もある一方、まだ財政基盤が不安定なため、ちょっとした信用不安があると、株価が大きく値下がりする危険性も秘めているのです。

一番安全な資産運用は世界中の国々への長期分散投資

長期投資で何年、何十年と投資を続ければ、間違えなく様々な危機に直面することとなるでしょう。震源地はどこの国になるのか分かりません。大規模な危機が起きればリーマンショック時のような世界同時株安に見舞われる可能性もあります。

しかし、大切なことは致命傷を負わないことです。世界同時株安になろうとも、しっかり分散投資が出来ていれば致命傷にはなりません。そして、いずれ経済がたてなおれば株価は回復します。

どこの国でどのような問題が起きるか分からない現代において、リスクを軽減するためには分散投資の考え方が非常に大切です。そして、世界の様々な国への分散投資には投資信託が最適です。

分散投資には、一つの投資信託で日本、先進国、新興国の株式や債券に自動的に分散投資してくれるバランス型の投資信託を買う方法と、先進国の株式、新興国の株式など、各資産クラスに投資する投資信託を組み合わせてカスタマイズする方法があります。自分がどのような割合で資産を振り分けるのかをよく検討し、どちらのタイプの投資信託を購入していくかを決めましょう。



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