あなたの資産は日本円への集中投資になっていませんか

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日本人ほど貯金が好きな人種はいないと言われています。

日本人全体の預貯金額はなんと約800兆円にも上り、もちろん世界でも最高額です。

一生懸命節約をして頑張って貯金を貯めている方もいれば、特にお金を運用することに関する関心がなく、なんとなく余ったお金を貯金していたらいつの間にか貯まっていたという方もいるでしょう。

貯金に勤しむことは決して悪いことではありません。しかし、自分のお金のすべて貯金に回しているという方、そこには一つのリスクがあるということを認識しなけばなりません。

貯金をしている方の大半は円預金をしています。円預金とは銀行などの普通預金、定期預金など日本円でお金を銀行に預けておくものを指します。

ここで、そもそも日本円とはいうのは、日本国という一つの国がその価値を保証しているにすぎないということを理解しなければなりません。目で見て分かる通り、1万円札はただの紙切れです。金や不動産のようにそのものの実物価値があるわけではありません。日本政府がその紙切れの価値を保証し、国民がそれを1万円の価値があると信じているからこそ、お金として利用できるのです。日本政府の信用が失墜し、誰もがその紙切れを1万円と認めなくなれば、それは本当にただの紙切れとなります。

私は、日本円が本当にただの紙切れになるとは微塵も思ってはいません。日本円というのは世界でも絶大な信用があり、そう簡単にその信用が失墜することはないでしょう。しかしご存知の通り、現在の日本円は変動相場制です。いってみれば毎日その価値が変動しているのです。

ドル/円、ユーロ/円などといった相場は常に変動を続けています。ドル/円を見てみますと、2年ほど前は1ドル80円前後だったものが2014年5月現在は1ドル102円前後です。2年前は80円出せば1ドル紙幣と交換できたものが現在は102円出さないと1ドル紙幣とは交換できないのです。言い換えれば、ここ2年で円の価値はドルに対して大きく下がったということです。

仮に自分の資産の大半を預金に回していた場合、自分の資産は日本円という1つの通貨へ集中投資をしているという言い方もできます。ということはこの変動相場制の影響をまともに受け、仮に今後もドルやユーロ、その他通貨に対して円安が進んで行った場合、相対的にみて資産は減少していくということになります。

もちろん、これは通貨に対してだけではありません。現在、アベノミクスにより円安が進み、物価が高騰し始めています。物価が上がるということは、言い換えればモノに対して日本円の価値が下がったということです。

自分の財産のほとんどを、他国の通貨やモノに対して変動する日本円で持つということは実はリスクが高いということをしっかりと理解していただき、現在資産が預金に極端に偏っているという方は、この機会に別の運用方法を勉強してみてはいかがでしょうか。



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