新しい「積立NISA」登場! どこまで迷走するつもりなの?

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<出典 : http://www.verygood.la/?tag=%E9%9D%A2%E5%80%92%E3%81%AA%E5%A5%B3>

財務省は、2019年1月から、新しい枠組みのNISA「積立NISA」を開始する方針を固めたようです。

この積立NISAは、年間積立上限額が60万円、非課税期間が10年間で、投資対象は長期分散投資に適した商品に限られ、現行のNISAとの併用は認められません。

現行NISAに比べ、年間積立上限額が半分に抑えられている一方、非課税期間が2倍になっており、利用がいまいち伸び悩んでいるNISAのテコ入れをする狙いがあるとのことです。

複雑怪奇なシステムが投資のハードルを上げているのでは!

はっきり言って、これではまたNISAは伸び悩みますね!

これでNISA、ジュニアNISAに続いて3つめのNISAが登場するわけですが、正直、それなりに勉強している私ですら「分かりにくい」と言いたくなります。

まして、これから長期投資を始めようと考えている初心者の方が、普通のNISAを使えばいいのか、積立NISAを使えばいいのか、そして積み立てたお金は5年後、10年後どうなるのか、などしっかり理解することができるでしょうか!

皆さんも経験があると思いますが、よく分からないもの、分かりにくいものを選択するというのは非常にストレスですし、結局後回しとなってそのまま放置となる可能性が高いです。

英国ISAを参考に満を持して登場したNISAですが、ここにきてどんどん迷走を重ねていますね。

普及には制度の恒久化しかない!

まず、長期投資を前提にした制度に、5年、10年という縛りがあるのがそもそもおかしいです。

なるべく非課税総額を減らしたい財務省の意向も分からなくはないですが、このままではNISAを大きく普及させることはできません。

NISAを普及させ、多くの国民が自分で財産作りをするという当初の目標を達成するには、もはや制度の恒久化しかありません。

そもそも制度を恒久化すれば、今回の積立NISAなるものは必要なく、分かりにくい非課税期間の概念も消滅するため、非常に分かりやすく、かつ非常に魅力的な制度となるわけです。

それが、結果的に多くの国民を豊かにし、別の所で税収が増える好循環になると思います。

長期投資は5年、10年で完結するものではありません!

是非、長い目でみた制度作りをお願いしたいと思います。

2016/12/7追記

その後、金融庁と財務省との話し合いの中で、積立NISAの年間積立上限額が40万円、非課税期間が20年間に変更になったようです。

若い方に積極的に投資してもらうという意味では、非課税期間が20年間に伸びたのは良いことです。

ただやはり、今後も非課税期間の恒久化を是非議論して頂きたいと思います。



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One Response to “新しい「積立NISA」登場! どこまで迷走するつもりなの?”

  1. […] 先日、新しく登場する積立NISAに関する記事を書きましたが、その概要が徐々に固まりつつあるようです。 […]

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