トランプ大統領誕生でも、人々の生活がなくなることはない

Republican presidential candidate Trump gestures and declares "You're fired!" at a rally in Manchester
<出典 : http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/08/post-765.php>

11月8日に行われたアメリカ大統領選挙で、共和党のドナルド・トランプ候補が勝利し、トランプ大統領の誕生が現実となりました。

事前の世論調査などでは、民主党のヒラリー・クリントン候補優勢が伝えられてきた中での出来事で、世界中のメディアは速報を驚きをもって速報を伝えました。

トランプ氏は度々過激な発言を繰り返しており、代表的なものには以下があります。

  • メキシコとの国境に壁を作り、その費用をメキシコに負担させる
  • 日本や韓国は守ってやりたいが、その場合は対価を支払わなければならない
  • イスラム教徒の入国を禁止する
  • シリアなどの難民は受け入れない
  • TPPは脱退し、その他の貿易協定も各国と再交渉する
  • 日本が牛肉に38%の関税をかけるなら、我々も日本車に38%の関税をかける

その他にも、中国に対する強気の発言や、女性蔑視の発言などが話題となりました。

さすがに大統領となったトランプ氏が上記の発言内容をそのまま実行するとは思えませんが、今後の見通しが全く読めなくなったという意味では、新たに大きなリスクが生じたことになります。

マーケットも反応し、円高が進行、さらに日経平均株価は一時1000円以上もの大幅下落となり、海外市場でも軒並み下げました。

また世界情勢が不安定な時に買われやすい「金」の価格が上昇し、投資家の間でリスク回避の行動が広がっています。

だれがアメリカ大統領になろうと、世界の人々の生活はなくなりはしない

「偉大なアメリカの復活」を掲げるトランプ氏は、接戦となったオレゴン州などで白人ブルーカラー層から多くの支持を集めました。

トランプ氏は彼らに対し、自由貿易協定がアメリカの雇用を奪ったと主張して当選しており、彼は今後、保護主義的な政策を目指していくおそれがあります。

貿易大国アメリカがそうなってしまえば、世界全体の貿易が減少し、短期的とは言え世界経済に悪影響を及ぼす可能性はあるでしょう。

ただ当サイトでは何度も述べていますが、アメリカの大統領が誰になろうと、アメリカ人の生活はもちろん、世界全体の人々の生活がなくなることは決してありません。

世界の人口は増え続けており、世界中の人々が今よりも少しでも豊かになるために働き、それを実現していっています。

人々の衣、食、住はもちろん、車、電化製品、アクセサリー、旅行、文化、スポーツなど、私たちが必要としているモノや体験が今後なくなることは絶対にないでしょう。

当然、それらを提供する企業がなくなることはありませんし、むしろ、市場規模が拡大していく分、今後も供給を拡大していかなければいけません。

私たち長期投資家は、拡大する需要を支える企業をしっかり応援し、企業が儲けた果実の一部を受け取ることを目的としており、今回のようなパニック売りにいちいち反応をしてはいけません。

英国のEU離脱投票時のように、パニックが過ぎればすぐに株価が回復する場合もありますし、リーマンショックのようにしばらく低迷相場が続く場合もあるでしょう。

しかしどちらにせよ、私たち長期投資家は、長期的に見て世界経済は拡大していくという信念の下、何事もなかったようにコツコツと買い増して行けば良いのです。

今回のトランプ・ショックが一時的なパニックで終わるのか、それともしばらくの経済低迷を招くのかはトランプ次期大統領次第といった所もありますが、私たち長期投資家は目先の事態に囚われることなく、長い将来を見据えた積立投資を続けていきましょう。



いつも応援いただきありがとうございます!



サブコンテンツ

このページの先頭へ