人気の投資信託を切る!「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド【愛称】健次」の評価

グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド 【愛称】健次とは

人気の投資信託を切る!と題しまして、売れ筋上位にも関わらず資産形成には全く向かない投資信託をピックアップしていきます。

今回は国際投信投資顧問が運用し、ここ最近急激に純資産総額が増えてきている「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド【愛称】健次」です。投資信託の概要は以下の通りです。


グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド【愛称】健次の概要

投資対象 世界主要先進国のヘルスケア・バイオ関連企業の株式
分類 追加型投信
償還日 2029年2月27日
決算日 年2回
為替ヘッジ なし
販売手数料 購入金額の3.24%(最大)
信託報酬 2.376%(年率)
信託財産留保額 0.3%
分配金 2810円(2015年2月17日)


投資対象はヘルスケア・バイオ関連企業のみ!

ヘルスケア・バイオ関連企業のみに投資対象を絞った典型的なテーマ型の投資信託です。

投資信託は買う時期や買う地域を分散することも大切ですが、買う分野を分散することも大切です。長期的に自分の資産を運用していくわけですから、わざわざ分野を絞り込む必要はありません。

ヘルスケア・バイオというと聞こえは良いですが、テーマ型の投資信託は設定されたときや人気が出てきたときがピークになることも多いです。今は純資産総額がすごい勢いで増え続けていますが、ブームが過ぎると資金が一気に流出していく可能性もあります。

テーマ型の投資信託は、投資対象が明確なので販売会社にとっても売りやすく、この投資信託も銀行の窓口などでは積極的に勧めているものと思われます。これからはこの分野が伸びていくといった謳い文句には注意しなければいけません。

かなり高額な信託報酬

グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド 【愛称】健次 の信託報酬は年率2.376%。ここ最近の売れ筋投資信託の中でもトップクラスのぼったくりファンドです。

信託報酬が年率2.376%ではとても長期投資などできません。仮に年率5%の利回りで回したとしても、そのうち半分を手数料として持っていかれてしまうことになります。リスクを取っているのは投資家のはずが、リターンの半分を持っていかれるのはどう考えてもおかしいです。

投資信託を買っていこうと思うならば、手数料が2.376%という時点で問答無用で投資対象外だと思えるくらいにはなっておかなければいけません。

償還日が設定されている

この投資信託は償還日が2029年2月27日に設定されています。

償還日までの期間はまだまだ長いですが、いくら期間が長くても償還日が設定されている時点で長期投資の対象外です。

長期投資は期間を決めて投資をするものではありません。投資したお金が必要になる時までは20年でも30年でも運用していくべきです。その長い期間が大きな資産を形成する原動力どなるだけに、途中で運用が終了してしまっては台無しです。

そもそも償還日を設定する時点で、その投資信託は長期運用で投資家の資産形成のお手伝いをする気はあまりありません。長期投資として投資信託を買う場合は、償還日が無期限の投資信託を選ぶべきでしょう。

決算日に高額な分配金が支給されている

グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド 【愛称】健次 のここ最近の分配金を見ると、2013年の決算以降、2253.4円、2796円、522円、2810円と巨額の分配金を放出しています。いくら決算日が年2回でもこれだけの分配金を放出してしまっては、その度に高い税金を払わなければいけません。もちろん基準価格は分配金を放出した分だけ下がりますので、複利の効果をすべて捨てています。

さらに分配金の出し方にムラが大きく、基準価格が10000円を超えると、超えた分はすべて分配金として吐き出しているように思います。このような雑な運用の仕方も共感できるものではありません。

総評

「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド【愛称】健次」を見てきましたが、残念ながらとても投資に値するファンドではありません。

テーマ型の投資信託であることはもちろん、今時2.376%という超高額な信託報酬を設定している時点で、カモを狙ったお金儲けのための投資信託です。いくらアクティブファンドとはいえこの信託報酬は高すぎます。

このような投資信託が売れ筋に名を連ねていること自体が、日本の投資信託市場がまだまだ3流であることを物語っています。

当然、当サイトの長期投資の趣旨と外れており、この投資信託での大きな資産形成はほぼ不可能といっても良いでしょう。

長期投資を考えるときは、地域だけではなく分野も分散すること、信託報酬はなるべく安いものを選ぶことが非常に大切となります。当サイトでは、信託報酬が安い長期投資向けの投資信託を紹介していますので参考にしてみてください。

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