バランス型か組み合わせかを決めよう

大体の資産配分が決まったら、次に具体的な投資信託選びに入っていきます。

投資信託には、「あらかじめ投資対象を分散してあるバランス型を選ぶ」方法と「自分で投資信託を組み合わせる」方法があります。

バランス型は管理が簡単でリバランスの必要もない

バランス型の投資信託とは、例えば日本株式 20% 先進国株式 20% 新興国株式 20% 日本債券 20% 先進国債券 20%といった様にあらかじめ全世界に分散された投資信託のことです。バランス型の投資信託を買えば、1本で全世界に分散できるので管理が非常に楽です。さらに、リバランスをする必要がありません。

リバランスとは、初めに決めていた資産配分から乖離が生じてきたときに定期的に資産配分を戻してやることです。

例えば、初めに決めた資産配分が日本株式 50% 日本債券 50%だったとします。株価が上昇して日本株式の保有比率が上がり、日本株式 60% 日本債券 40%となったとしましょう。この時、当初の保有比率との乖離が生じていることになります。ここで、保有比率を日本株式 50% 日本債券 50%に戻すために、日本株式を売って日本債券を買うという作業を行うのです。

バランス型の投資信託はこのリバランスをファンドマネージャーが行ってくれるため、投資家は何もしなくても良いのです。本業の仕事や趣味の時間を削ってまで資産運用に必要以上の時間を取られたくない方にはオススメです。

ただし、デメリットもあります。それは、自分の理想の資産配分の投資信託があるとは限らない点です。もしそれがない場合は、資産配分が近いものを選ぶことになります。

自分で投資信託を組み合わせる方がコストを安く出来る

次に自分で投資信託を組み合わせる場合は、各資産クラスの投資信託を自分好みの資産配分に合わせてカスタマイズすることになります。

例えば日本株式 40% 先進国株式 30% 新興国株式 30%といった資産配分を考えたとします。この場合、日本株式に100%投資する投資信託、先進国株式に100%投資する投資信託、新興国株式に100%投資する投資信託をそれぞれ40%,30%,30%の比率で購入するのです。

自分で投資信託を組み合わせることによって、自分の好きな資産配分を設定できるので、とても自由度の高い購入方法といえます。また、単一の資産クラスのみに投資する投資信託は、バランス型の投資信託に比べてリバランスの作業がなかったり管理コストがかからない分、信託報酬が安く設定されているものも多く、トータルのコストを安く抑えることもできます。

デメリットとしては、やはり定期的に自分でリバランスをする必要があることです。リバランスを怠ると、自分で気がつかない内に必要以上のリスクを取った投資になっているといったことも起こります。最低、1年に1回はリバランスを行った方が良いでしょう。

自分の資産運用にかける時間などを考慮し、自分に合った投資信託を選択しましょう。



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